戦翼のシグルドリーヴァはおじさんこそ見るべき！

皆さん、最近アニメ見てますか？

私はつい最近まで見ること自体をやめていました。

身に覚えがある方なら、まあわざわざ書くまでもないですが、高校受験や大学受験、仕事で忙しくなって…という事情や、アニメよりもVtuberだ！ということもあるでしょう。

もしかすると、最近のアニメはそもそも原作を追っていないから見たくない、昔は良かった、なろう系は論外などと思っている人もいるかもですね。
私も正直部分的にそうです。

そんな様々な事情があって、アニメを見ることに錆び付いた貴方に見て欲しいのが
「戦翼のシグルドリーヴァ」の
おじさんコメンタリーだ！

※キービジュアルの約半数がおじさんである
※シグルドリーヴァとはブリュンヒルドひいてはワルキューレのこと

「戦翼のシグルドリーヴァ」（以下シグルリ）のおじさんコメンタリー（通称おじコメ）とは、格好良い戦闘機と可愛い美少女、渋いおじさんを見ながら、シグルリ製作陣（ちょっと昔のアニメ大好きおにいさま）による、ちょっとタメになる小話と小気味の良いおじさんトーク（ダメな話）を楽しむ動画だ。

おじさんのトークや製作陣の裏話の類が面白いことは、昨今のバ美肉や多くの暴露本で証明済みだ（逆にそういうものに楽しみを見いだせない場合は合わないところもあるかもしれない）。

シグルリ本編を真面目に見る場合、細かい設定などをガッツリ追いつつ、萌えたり（半ば死語になりつつある）燃えたり出来る王道アニメに分類されるだろう。

ただし往々にして、そういう設定重視（に見える）アニメはその時点で難解、面倒という障壁を生みかねない。

だから、そういう壁を出来る限り取っ払うためには豊満にしておく方が、久々にアニメを見る場合は良い（千早やひよよんが最初からではいけないのだ）。

※右がひよよん。その胸は平坦であった

よって私も貴方も見るときに留意しておくべき点は以下の3つだけだ。

「素直にキャラを楽しむ」
「熱い展開＋洋画っぽさ」
「おじトーク」

恐らく一般的なシグルリファンならあげるであろう、「北欧神話」要素はアニメの設定を重要視する見方に多少寄っているから、北欧神話に興味が薄い場合無視して良い。

おじコメは、あくまでも画面内でおこるあれやそれやを見つつ、おじさん達のトークをメインに据えて見るべきなのだ。

だが、それではアニメの内容を追えるわけないだろ！良い加減にしろ！俺はごちうさを見るのに忙しいんだ！ロリ巨乳が好きなだけだろ！！！ひぐらしの方が面白いんだ！などなど言いたい気持ちも分かる。

しかし、シグルリは楽しむだけなら画面だけでも十分なほど分かり易い展開・キャラ達なのだ。
更に云えば、紳士なおじさま達がパッと見だけでは分からない内容やこだわりを話しながら展開の肝を十分に押さえてくれる。

かと言って、分かり易い＝単調でつまらないとはならない。
なぜなら、その分かり易さはしっかりとした定番、「こういうので良いんだよ」の要素の集まりであるからだ。

例を挙げよう。
かの古事記にも書かれている「渋いおじさんが出るアニメは良い」「必殺技を叫ぶのは良いアニメ」という鉄のネタがあるが、こういうところを安易には外さない（完結していないアニメなのだから結論として出すのは早いかもだが、取り敢えず現時点では）。

尚且つ、視聴者おじさん達でもどうにか知ってそうな／知らなくても聞いたことはありそうな声優さんを起用している。
また、そのキャラとの声イメージが割とテンプレートを押さえているのだ。

そして、「キャラの要素（設定）」、「機体（英霊機）の特徴」、「キャラ・機体の動き（映像）」が全てイコールで綺麗にひとまとめに繋がっている。

凄く分かりやすいのが、六車宮古（むぐるま　みやこ）。

※左側の黒髪の子。耄碌していても黒色が認識できれば十分

大口径の主砲、通称『勇者砲』をぶっ放す戦法を好む勢い全開のワルキューレ。
底抜けに元気で明るい性格の持ち主で、その笑顔で基地の皆を照らしている館山の太陽。
考えるのが苦手な直感型だが、人の心の機微には聡く、人情家。

※公式サイトの紹介ページより

この娘の機体はわりかし直線型で〜というのは面倒さに繋がりかねないので、気になる紳士は本編も見よう！
おじさん達もおじコメ内で詠唱してくれているから知らず知らずに覚えているぞ♡

重要なのは、彼女の本編中の仕草である。
正直かなり動く。
こう言ってしまうとハードルが上がりかねないけれども、自然な範囲でエネルギッシュで明るい娘だときちんと絵だけでも読み取れる。
おじーズの話を聞きながら少しだけ意識すれば嫌でも気付かされる。正直可愛く見えてくる。元から可愛かった。

少々脱線してしまったけれども、これらの分かり易さは展開の熱さをより盛り上げてくれる効果がある。

まあ、ここの辺りを突き詰めるなら、もう少し真面目にシグルリを見ることをお勧めする。
具体的には、おじコメだけでなく、本編を飛ばし飛ばしでも良いから見ような！という程度である。

ここまで書いてきて、気づいてしまった方もいるだろうが、基本的にシグルリは勢いという熱さだけで十分に乗り切れてしまうくらいには面白いのだ。

しかし、その熱さを裏付けているのが、ガッツリ用意された設定であり、おじさん達のこだわりポインツである音響や取材による制限されたリアル感である。

自論だが、ガチガチのリアル機体の戦いを見たいならアニメである必要は少し薄くなる（完全にダメとは絶対に言わないし言えない）。
だから面白さ優先で見たときに、ちょっとウソがあるところもあるけれど、そこを認めた上で最大限面白くなるように制作しているのが伺える。

要は、おじコメ内での「こまけぇことは良いんだよ」や「いいから黙ってろ」の部分だ。

こういう制作側の本音を教えてくれることは、ある種視聴の際の態度を決めてくれる部分もあるし、シグルリの方向性を強烈にしてしまう欠点も存在する。

とは云え、恐らくそのあたりも「面白さ至上主義」（一応おじコメ内では明確な言及はなかったはず）に加担しているから折り込み済みだろう。

と、ここまでシグルリについて書いてきたが思ったより全然語りきれていないと自覚しつつ、見る側も飽きたか早くシグルリのおじコメ見たくなってきたと予想しておく。
※決してブログ初心者どころか、こういう「推し」活動に対する慣れ不足が祟ってエネルギーが切れそうだったり、おじさんはパソコンの画面を長時間見続けるのが辛かったりするという私個人の事情（良く皆出来るな）とか、早く情報を届けた方がよりおじコメ層を厚く出来ると期待している訳ではない。

最後に、おじコメがどこで見れるかというと公式サイト https://sigururi.com/webbroadcast/ を参照してくれれば一発だが、無料で見られるのはニコニコ動画とGYAO!だ（抜けがあったらコメントでネチネチ指摘してくれると嬉しい）。

ニコニコ動画リンク
https://sp.nicovideo.jp/watch/so37625141?from=nanime_sigururi-sigururi-ojisan_chvideo

GYAO!リンク
https://gyao.yahoo.co.jp/title/5f7c2bab-de54-4da2-81ea-5e964c1f354a

で、私のおすすめは断然ニコニコだ。

何故か。

一番エンターテインメント（キング風に）に則しているからだ。

しかし、一週間で無料期間が終わる明確な欠点も存在するので、最終的には諸兄らの判断に委ねるが、私はおじさん＝ニコニコ好き（だった）と信じているし、他のコメントはおじコメの内容の理解の一助にも使えたり、おじーズという作品を好きで博識な解説者が常に居てくれるので安心して皆で雰囲気を楽しむことも補強してくれる。

しかも、都合の良いことに、1話は最低でもクールが終わるまでは無料で、2話も10/22の12:00までは無料期間な為、今から追いかけても遅過ぎる部分はほとんどないのだ。

ちなみに私はシグルリのおじコメのみの視聴でここまで書いてきた。
けれど、ここまで楽しめるなら貴方が本編までも見たとき、どうなるのか私には想像がつかない（実際話の展開もまだ序盤な為、完全な予測は厳しい）。

1人でも多くのおじコメ好きが増えると信じて…

ひいては、シグルリファンが増えると信じて…

宮古ちゃんの二次絵がもっと増えると信じて…

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